校舎にもそれぞれの個性を
私学を訪れると、「その学校らしい雰囲気」というか、校風のようなものを感じます。校風は先生、生徒、制服など様々なものから醸し出されていると思いますが、その中でも校舎が占める割合というのは比較的大きいのではないでしょうか。
そして校風が学校それぞれであるように、校舎の使われ方も様々なので、いくら有名な建築家に設計を頼んでも、学校からの明確な要望がなければ、その学校に合った良い校舎はできません。校舎には、「これが一番」という「一般解」や「正解」はありません。その学校にふさわしい校舎をつくるためには、建築家まかせではなく、時間をかけてでもそれを使う人たちが主役となって、「自分たちの学校らしい校舎」をつくっていくことが必要になるでしょう。
このコラムではそういった視点から「学校の特徴がよく表れた、その学校らしい校舎」をいくつか紹介していきたいと思います。
また、オリジナルの校舎をつくるためのプロセスデザインや、設計者の選定の仕方についてもご紹介していきたいと思います。
コアネット教育総合研究所 研究員 清水 葉子
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