今の中高生の将来に対する意識調査であったが、日本がまだ高度経済成長期にあったとき、当時の中高生の将来に対する目標意識として、お金や社会的地位よりとにかくエンジョイして生きていきたいと考えただろうか。豊かさと国際的な地位を得た日本の若者の意識が、大きく変化してきていると読むのが妥当であろう。 豊かさゆえに高い目標を喪失した若者たちに何を与えていけばよいのか、教育現場にいる我々も真剣に考えていかなければいけない問題であろう。
◇最後に、自由投稿欄より ・ 「イラストレーターになってみんなの心がホッとなるような、絵本とか詩とか書いてみたいです。」「コックになって、お腹をすかしている子供たちにいっぱい食わしてやりたい!」といった子供らしい将来に対するコメントから、「とにかく、真剣に考えようとするとめんどくさくなって逃げちゃう自分がいる。」「ほんとに、言葉にできないくらい漠然としか将来やりたいことがない私にとって、塾や学校の進路選択にはほんと悩みます・・・。早くこれやりたい!っていうのみつけたーい。」という見つけられない自分の将来に対するホンネの悩みを語るものまでさまざまである。 将来の見えている人・まだ見つけられない人・見つける気がない人、生徒はさまざまのようである。そうした生徒の将来に対する意識を敏感に捉え、教育をしていくことの重要性を強く感じた調査となった。
※詳しい分析結果は、紙幅の関係上、すべてを記すことができません。詳しい結果をお知りになりたい方は、コアネット教育総合研究所までお問い合わせください。後日、詳細な分析資料をお渡しいたします。